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05 秋の焼津地酒祭り

2005秋 焼津地酒祭り

今回は焼津鰹節会館に舞台を戻して行われました。相変わらずの盛会でございましたよ。
今回は友人の都合が付かず、再び一人での参加です。誰か付き合え。

このイベントは蔵の人と話が出来るのが本当に嬉しいですね。
今回した主な質問は。

1 手作業の部分は、どれくらいあるか?(ビズベリコさんより)
2 吟醸酒などは、どこもそこそこ美味く横並び感が強いが、他と差を付けるには、どうすれば良いか? 
3 不味かった蔵の酒は? 
4 一升瓶は無くさないのか? 
5 大手メーカーの酒は不味い印象があるが、もし大手が美味い酒を造り始めたら、やはり脅威か? 

という質問をしました。

まず1に関してですが。
杉錦「4割くらい」磯自慢「中心部は殆ど手作業」。
何処の蔵も基本的には「「殆ど手作業」という感じです。杉錦の「4割」というのも、感覚的なものでしょうね。
杉錦は「出品酒の洗米は手」。吟醸は「10キロずつ洗える機械」だそうです。
初亀は「大吟は手洗い」。ちなみに麹米・掛米の洗米ですが水の温度が違うそうです。
あと、何処の蔵か忘れましたが最近、ラベルを貼る機械を入れた、という蔵がありました。今まで手作業だった、というのも凄いですが。


初亀は「杜氏さんの腕で差が付く」。
この質問、何処の蔵の方も「訊くんじゃなかった」と思うくらい、熱く語ってくださいました(^o^)。ありがとうございます。
しかし、話が長かったのと酔いが進んでいたのとで、良く覚えてないんですよね^^;。どうも、すいません。
一応、メモは取ってたんですが。なんか杉錦の所に「差は付かない」と書いてあるんだが。……なんだ^^;? 


「嗜好品ですから」と苦笑いと共に言葉を濁される方が殆どでしたが、某蔵の方だけ「青森の酒は酸が強く(青森酒の特徴だそうです)口に合わなかった」と答えてくれました。


個人的には一升瓶は良くないと思う。という方が多かったです。

アッシ的には。
良くないよー、一升瓶はさー。冷蔵庫に入らないし。
一升瓶の生酒なんて「何、考えてんの?」って感じだし。造ってる蔵の奴は死んだ方が良いな。
ちなみに喜久酔は「生酒はやらない」と言ってました。理由は訊いた筈ですが、会場の鰹節会館に置いてきました^^;。

でも、「沢山、呑む人もいる」。なによりも「飲食店向き」ですからね。でも出来れば値段を、もう少し考えて欲しいですね。四合瓶は割高なので。
あと保存は、やはり冷蔵庫がベストですし。
2の質問にも通じることですが、自分なんかからすると、例えば吟醸なんかは、そこそこ香りがあってキレが良ければ大概、美味く感じてしまうんですね。
実際、吟醸クラスで不味く感じる酒って殆ど呑んだことないし。
で、この先、何処で他所の酒と差を付けるか、というと。
色々あるんでしょうが、保存というのが大きいんじゃないか、と。
アッシなんかは思います。
四合瓶を増やす、というのは日本酒業界の地盤沈下が叫ばれる昨今、初心者にも取っ付き易く、良いんじゃないかな? と思うんですけどね。
最近では、カップ酒もブームのようですし。
その一方で磯自慢が、雄町の特別純米や吟醸 多田信夫を「昔は四合瓶も出していたが今は一升瓶オンリー」というのも好感が持てるんですけどね(^o^)。
うん。磯自慢くらいの実力蔵なら、そういう姿勢も納得。というか磯自慢辺りは少し、お高くとまっているくらいで良いと思う。日本酒界のツンデレ(^o^)。何、言ってんだ。


「脅威だけど無理。造れない」という意見が殆どでした。
そんな簡単なもんじゃないんでしょうね。
酒の本なんかを読むと、美味い酒を造る理論なんかは完全に出来ている、みたいなことが書いてあったりするんですが、やはり数値化出來ない部分が存在し、そこはやはり「杜氏さんの腕や勘」が重要になるそうです。
あと「美味い酒を造り続けるのは難しい」「大手には美味い酒を造る設備が無い」。という意見もありました。
杉錦「消費者に(美味いと)認められるには美味い酒を十年は造り続けないと無理」
そういうもんでしょうね、やっぱり。

各蔵の石高。
杉錦 四百石。千石までは増やせると思う。とのこと。
磯自慢 千石。千二百石までは増やせると思う。とのこと。
喜久酔 七百石。
志太泉 千石。千二百石くらいがベスト。
若竹 二千七百石。原酒換算で二千石。
初亀 千二百石くらい。
ちなみに大関は三十万石くらいです。

なんで石高を訊いたかというと、「有名になったら急に生産量が増えた蔵があるが、どう思うか?」という質問をしたからです。
何処の蔵も、「あまり増やす気はない」「そんな簡単に増やせない」「現状では、これが精一杯」など当面、急激に生産量を増やすことはないようです(^o^)。「それよりも美味い酒を造ることが肝心」。だそうです。
アッシ的には非常に嬉しい回答ですね(^o^)。

他に。
「焼酎を造る蔵を、どう思うか?」と訊いてみました(^o^)。
これは我ながらガチな質問をした、とか思いましたが(^o^)。
なぜなら地酒祭り参加蔵で、焼酎を造っているのは杉錦だけだからです(^o^)。
「蔵それぞれ」。という回答が帰ってきました。
で、杉錦に「何故、焼酎を造っているのか?」と訊いてみました。
流行りに迎合している印象があるから、訊いたわけなんですが、「ウチは昔、焼酎も造っていたんだよ」とのこと。
「日本酒造りの技術が応用できる」「年間雇用に繋がる」というお返事。
なるほど。

あと覚えている分(^o^)。
喜久酔では水は濾過していないそうです。そして洗浄などにも同じ水を使っているとか。
ちなみに磯自慢は濾過しているそうです。
この辺の違いは中々、面白いものがあるな、と思いました。
兵庫県産特A地区の山田錦を使い現在、日本一とも言える酒を造っている磯自慢に対し、松下米を始めとした地の米に拘り、知名度では磯自慢に譲るものの負けず劣らずの酒を造る喜久酔。
方向性の違い、とでもいうんでしょうか? 
良いものを造ることに拘れば、磯自慢の方向に行くのも分かるんですが、地の酒地の水に拘る喜久酔の姿勢も立派の一言ですし。
ま、アッシ的オチとしては「美味しければ、どっちでも良い」です(^o^)。

総括。

今回、話に夢中で訊き酒やれませんでした。ちょっと残念です。段々、食い物の種類が増えてきましたね。良いこと良いこと(^o^)。

アッシとしては、もう少し蔵の人が増えないかな? という感じですね。多くて三人、少なければ一人ですから。

あと、ちょっと気になったのが熱く語るのは年配の方が多く、若い人はアッサリしてるんですよね。その辺がちょっと。

とか言いながら、今回も頂きましたし込み水(^o^)。会場で買った酒は杉錦の山廃。割り水燗やりましたが美味かったです。

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